熊本さいこう

熊本のキャンプ場まとめ|阿蘇・天草のオートサイト・温泉・ペット可

公開 2026年10月16日 ・ 確認日 2026年10月16日 ・ 約11分 ・ 文:koyo

熊本は、阿蘇の草原、天草の海、五木や水上の山あいまでキャンプ場の種類が豊富です。この記事では、当サイトに掲載しているキャンプ場の公式情報をもとに、エリア別と目的別(オートサイト・電源・温泉・ペット・手ぶら・冬キャンプ)に整理しました。料金や営業期間は2026年10月時点の公式情報で、地震後に営業を再開したところもあるので、出かける前に各施設の最新情報を確認してください。

熊本のキャンプ場はエリアで性格が違う

熊本のキャンプ場は、ざっくり4つのエリアに分けると選びやすくなります。1つめは阿蘇。標高が高く、草原や外輪山を見渡すサイトが多い一方、冬は冷え込みが厳しいエリアです。2つめは玉名・和水など県北で、温泉やカヌーと組み合わせやすいのが特徴。3つめは熊本市近郊と上益城(甲佐・御船・山都)で、市内から近く、思い立ってすぐ行ける距離感が魅力です。4つめは県南・天草で、海辺や島の高台、五木・水上の山あいなど、景色のバリエーションがいちばん広いエリアです。

阿蘇草原・高原のオートサイト、温泉付き、ペット可が充実。冬は凍結に注意
県北(玉名・和水)温泉施設に隣接するキャンプ場や、川でカヌーができるキャンプ場
熊本市近郊・上益城温泉併設、グランピング、無料の河川敷、通年営業の高原キャンプ場
県南・天草・五木・水上海を望む高台、天文台付き、標高1,000mの森、温泉付きの格安サイト

阿蘇エリアのキャンプ場

阿蘇山の中腹にある阿蘇坊中野営場は、約8.7haの芝生が広がる野営場です。阿蘇市の案内では管理費700円にテント・タープの持込料1張700円と手ごろで、営業は4〜11月、予約制です。阿蘇市一の宮町の古代の里キャンプ村は、オートサイト・フリーサイト・コテージがそろい、小川でのヤマメつかみもできるので子連れにも向いています。支払いは現金のみなので気をつけてください。

同じ一の宮町の阿蘇ほっとかん!は、牧野の中にオートサイトが12区画。阿蘇市の掲載では全区画5,500円で、電源(100V)や五右衛門風呂があり、年中無休です。愛犬と一緒なら火の国ドッグラン・オートキャンプ場も候補に。ドッグフリーのサイトと犬用プールがあり、電源や貸テント、バーベキューセットもそろっています。

南阿蘇側では、高森町の休暇村南阿蘇 キャンプ場が初心者に使いやすいつくりです。テーブル・チェア・焚き火台付きのロッジ型テントが46サイトあり、ホテルの温泉「しきみの湯」にもキャンパー向けの時間帯に入れます。全サイト電源なし、2026年の営業は3月1日〜11月30日です。南阿蘇村の遊・You・くぎの キャンプ村は、冷暖房・シャワー付きのコテージ8棟とテントサイトがあり、キャンプ道具のレンタル・販売もあるので手ぶらでも始められます(ペットは不可)。

黒川温泉に近い南小国町にも人気のキャンプ場が集まっています。吉原ごんべえ村は薪ストーブと電源付きのドームサイトが16棟あり、冬キャンプでも過ごしやすいのが特徴。山鳥の森オートキャンプ場は敷地内にかけ流しの温泉「山鳥の湯」があり、宿泊者は時間内なら何度でも入れます。やまなみハイウェイ沿いの瀬の本レストハウスのキャンプ場は標高900mの高原にあり、公式サイトでは電源付きオートサイト3区画、電源なしサイト31区画、ドッグランサイトなどを案内しています。営業は4月1日〜11月30日で、12〜2月はフリーゾーンのみの冬季営業です。産山村のヒゴタイ公園にも、ロッジや常設テントのあるキャンプ村があります。

瀬の本レストハウス(南小国町)→

県北(玉名・和水)のキャンプ場

玉名市天水町の草枕温泉てんすいでは、隣の「草枕キャンプ場」でキャンプができます。案内ページではテント1張1,500円・タープ1張1,000円、チェックイン13時・チェックアウト11時で、北と東のエリアは車を横付けできます。てんすいの露天風呂からは雲仙普賢岳と有明海を一望でき、入浴料は大人600円です。和水町の和水江田川カヌー・キャンプ場は、菊池川の支流・江田川でカヌー体験ができるキャンプ場で、無料の遊具やドッグランもあります(カヌー体験は5月中旬〜10月上旬)。

草枕温泉てんすい
草枕温泉てんすい(玉名市天水町)→📷 NY066 (CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons)

熊本市近郊・上益城のキャンプ場

熊本市南区の城南天然温泉かたるの森は、天然温泉施設にキャンプ場が併設されています。サウナや家族風呂もあり、温泉とセットで楽しみたい人向き。甲佐町の井戸江峡交流拠点施設 COMMON IDOEは旧井戸江峡キャンプ場を町がリニューアルした施設で、グランピング8サイトと持ち込みの区画サイト10区画があります。地震で臨時休業していましたが、2026年8月10日から営業を再開しています。

城南天然温泉かたるの森(南区城南町)→

同じ甲佐町の甲佐・乙女河原(津志田河川自然公園)は、緑川の河川公園。利用は無料ですが、町への使用届出が必要で、直火は禁止(焚き火台・コンロは可)です。御船町の吉無田高原 緑の村は標高700mほどの高原にあるアウトドア施設で、ローンスキーやマウンテンバイクのほか、キャンプやバーベキュー、ヴィラもあります。

山都町の服掛松キャンプ場は標高約600m。電源付きで車を横付けできるオートサイト、ソロ・デュオ向けを含むフリーサイト、囲炉裏のある田舎風ログハウスなどがあり、通年営業です。寒い時期はオートサイトでヒーターを使えると公式サイトで案内されています。2026年秋(11月予定)からは焚き火台の下に耐火シートが必須になる予定です。

県南・天草・五木・水上のキャンプ場

美里町の美里の森キャンプ場ガーデンプレイスは、ロッジ、バンガロー、オートサイト、フリーサイトに、道具付きで「手ぶらBBQ」ができるバーベキューハウスまでそろうキャンプ場です。レンタル用品が充実していて、Wi-Fiも使えます。地震後は2026年8月6日に営業を再開しました。水曜定休なので日程は早めに確認を。

五木村の端海野キャンプ場は標高約1,000mの原生林の中にあり、真夏でも涼しいのが魅力。犬も入場でき(500円)、犬と泊まれるバンガローもあります。細い山道を登っていくので運転は慎重に。水上村の市房山キャンプ場 outside BASE mizukamiは、電源付きのオートサイトとドッグサイト、コテージ、バンガローがあり、テントなど一式を借りられる手ぶらセット(4人・宿泊10,000円)も用意されています。

端海野キャンプ場(五木村)→

球磨郡錦町の通天の湯キャンプ場は、敷地内に源泉かけ流しの温泉「通天の湯」(大人300円)があるキャンプ場です。芝生・庭園・展望スペースは1,500円、林間スペースは1,000円(テント1張と車1台、別途入場料)と手ごろで、展望スペースからは夜景も楽しめます。テントのレンタルはないので、道具は持っていきましょう。芦北町の御立岬公園にもキャンプ場がありますが、温泉センターは2026年9月に臨時休館のお知らせが出ているため、公式サイトで確認してください。

天草方面なら、上天草市の龍ヶ岳山頂自然公園キャンプ場は山頂の公園内にあり、園内の「ミューイ天文台」と合わせて星空を楽しめます。ペットと泊まれるバンガローもあります。同じ上天草市の白嶽森林公園キャンプ場は、バンガロー・常設テント・テントサイトがあり、11〜3月はバンガローが割安になります。地震後の断水で一時受け入れを止めていましたが、8月15日に宿泊の受け入れを再開しました。天草市新和町の竜洞山 みどりの村キャンプ場は、区画のオートサイトが2,200円と手ごろで、小電力の電源(1日500円)も使えます。公式サイトでは地震による被害はなく通常営業と案内されています。

目的別:オートサイト・電源・温泉・ペット・手ぶら

阿蘇 キャンプ場 オートサイトを探すなら

阿蘇で車を横付けできるオートサイトがあるのは、古代の里キャンプ村、阿蘇ほっとかん!、休暇村南阿蘇 キャンプ場、山鳥の森オートキャンプ場、瀬の本レストハウスのキャンプ場など。電源付きにこだわるなら、全区画に100V電源がある阿蘇ほっとかん!、電源付きオートサイトが3区画ある瀬の本、ドームサイトに電源がある吉原ごんべえ村が候補です。休暇村南阿蘇は全サイト電源なしなので、ポータブル電源などで準備しておきましょう。

温泉が近い・温泉付きのキャンプ場

  • 敷地内・併設:山鳥の森オートキャンプ場(山鳥の湯)、通天の湯キャンプ場(通天の湯)、城南天然温泉かたるの森、草枕温泉てんすい
  • ホテルの温泉に入れる:休暇村南阿蘇 キャンプ場(しきみの湯・キャンパーは800円)
  • 予約制のお風呂:吉原ごんべえ村(岩風呂・森のサウナ)、阿蘇ほっとかん!(五右衛門風呂)

熊本 キャンプ ペット可のキャンプ場

愛犬と行くなら、ドッグランと犬用プールがある火の国ドッグラン・オートキャンプ場、電源付きドッグサイトがある市房山キャンプ場 outside BASE mizukami、犬と泊まれるバンガローがある端海野キャンプ場、ペット可バンガローがある龍ヶ岳山頂自然公園キャンプ場が候補です。休暇村南阿蘇は無駄吠えしない・予防接種済みの犬なら可、吉原ごんべえ村は入村料1匹300円、服掛松キャンプ場はテントサイトのみ可(ログハウスは不可)と、ルールは施設ごとに違います。遊・You・くぎの キャンプ村のようにペット不可のところもあるので、予約前に確認してください。

熊本 グランピング・手ぶらで泊まるなら

テントを持っていなくても泊まりやすいのは、グランピング8サイトがあるCOMMON IDOE、テーブル・チェア・焚き火台付きのロッジ型テントがある休暇村南阿蘇、薪ストーブ付きのドームサイトがある吉原ごんべえ村、手ぶらセットを借りられるoutside BASE mizukamiなど。コテージやバンガローも含めれば、遊・You・くぎの キャンプ村や美里の森キャンプ場、竜洞山 みどりの村キャンプ場も選択肢になります。

初心者・子連れにおすすめの選び方

初めてなら、レンタルが充実していて管理棟やシャワーがあるキャンプ場が安心です。古代の里キャンプ村のヤマメつかみ、和水江田川カヌー・キャンプ場のカヌー体験、吉無田高原 緑の村のローンスキー、龍ヶ岳山頂自然公園キャンプ場の天文台のように、キャンプ以外の遊びがあるところは子どもも飽きにくいです。

冬キャンプができるキャンプ場

冬も営業しているのは、通年営業の服掛松キャンプ場(オートサイトでヒーター可)、年中無休の阿蘇ほっとかん!、薪ストーブ付きドームサイトの吉原ごんべえ村、フリーゾーンのみ冬季営業する瀬の本など。一方、阿蘇坊中野営場(4〜11月)や休暇村南阿蘇(11月30日まで)は冬は営業していません。阿蘇や南小国は12〜2月に路面が凍結することがあり、吉原ごんべえ村はスタッドレスタイヤを推奨しています。

熊本 キャンプ場 無料で使えるところは?

当サイト掲載のなかで利用料が無料なのは、甲佐・乙女河原(津志田河川自然公園)です。ただし町への使用届出が必要で、直火は禁止、灰や炭を含むごみは持ち帰り、ダム放流時は水位が上がるので注意が必要です。有料でも、阿蘇坊中野営場(管理費700円+1張700円)や通天の湯キャンプ場(林間スペース1,000円+入場料)、竜洞山 みどりの村キャンプ場(フリーテント900円〜)のように手ごろなところもあります。

料金の目安(2026年10月時点の公式情報)

阿蘇坊中野営場管理費700円+テント・タープ1張700円
阿蘇ほっとかん!全区画5,500円/泊
休暇村南阿蘇 キャンプ場オートサイト2,500〜3,000円、ロッジ型テント6,000円+管理料1人600円
吉原ごんべえ村テントサイト3,500円〜、ドームサイト6,000円〜+入村料
服掛松キャンプ場オートサイト4,500円、フリーサイト大人1,000円+入場料500円
美里の森キャンプ場ガーデンプレイスオートサイト3,300円、フリーサイト1張1,100円
市房山キャンプ場 outside BASE mizukamiオートサイト5,000円、フリーサイト3,000円、ソロサイト2,000円
通天の湯キャンプ場1,000〜1,500円(テント1張+車1台)+入場料
竜洞山 みどりの村キャンプ場オートサイト2,200円、フリーテント900〜1,100円+入村管理料

出発前にチェックしたいこと

  • 地震後の営業状況:2026年7月の地震のあと、COMMON IDOE(8月10日再開)、美里の森キャンプ場(8月6日再開)、白嶽森林公園キャンプ場(8月15日再開)のように一時休業していた施設があります
  • 予約方法:なっぷなどの予約サイトのみ、電話のみ、公式サイトから、と施設ごとに違います
  • 直火・発電機のルール:休暇村南阿蘇や古代の里キャンプ村は発電機禁止、乙女河原は直火禁止など
  • 支払い方法:古代の里キャンプ村は現金のみ
  • 冬の道路:阿蘇・南小国・山都の高原は凍結に注意

よくある質問

熊本で冬でもキャンプできるところはありますか?

服掛松キャンプ場(通年営業)、阿蘇ほっとかん!(年中無休)、吉原ごんべえ村(薪ストーブ付きドームサイト)などがあります。瀬の本レストハウスのキャンプ場は12〜2月はフリーゾーンのみの営業です。高原は路面が凍結することがあるので、冬用タイヤなどの準備をしてください。

テントを持っていなくても泊まれますか?

泊まれます。COMMON IDOEのグランピング、休暇村南阿蘇のロッジ型テント、吉原ごんべえ村のドームサイト、outside BASE mizukamiの手ぶらセットのほか、コテージやバンガローのあるキャンプ場も多いです。

犬と一緒に泊まれるキャンプ場は?

火の国ドッグラン・オートキャンプ場、市房山キャンプ場 outside BASE mizukami、端海野キャンプ場、龍ヶ岳山頂自然公園キャンプ場などがあります。宿泊棟には入れない、ケージが必要、ワクチン証明が必要など条件があるので、予約前に各施設のルールを確認してください。

電源付きサイトがあるのはどこですか?

阿蘇ほっとかん!(全区画100V)、瀬の本レストハウスのキャンプ場(電源付きオートサイト3区画)、服掛松キャンプ場、outside BASE mizukami、通天の湯キャンプ場(1,000円)、竜洞山 みどりの村キャンプ場(1日500円)、美里の森キャンプ場(電源付きオートスイート)などです。区画数が少ないところもあるので早めの予約がおすすめです。

地震のあと、キャンプ場は営業していますか?

当サイトで確認した範囲では、COMMON IDOE、美里の森キャンプ場、白嶽森林公園キャンプ場は一時休業のあと営業を再開しています。竜洞山 みどりの村キャンプ場は被害はなく通常営業と案内しています。状況は変わることがあるので、出発前に各施設の公式情報を確認してください。

この特集で紹介した場所

出典・参考情報